我々と同じルマン式スタートで、これまた同じ3回に分けて行うので、G310のライダーすべてが、見守ります。
3度に分けたといっても、台数も多く、それぞれのスタートは壮観ですね。
自分のレースは撮影できず、先行するレースのスタートだけ、動画取りできまして…
ロケットスタートできる人は、ずるいと思ってしまうんですが...要領いい人は、何やっても早いんですけどね。
まあ、それもレースの醍醐味なので。
3時間後、耐久の終了と同時に、われわれの時間です。
下記の記事;
決勝向けブリーフィング
決勝前の再ブリーフィングの話題は、やはり、雨についてですね。
路上と同じで、雨の日は”急”とつく、動作を行わないことを注意されました。
また、ルマン式のスタートについて、こと細かく説明されます。
なぜ、そこまで手間のかかる、リスクの高いルマン式スタートにこだわるのか?
それはやはり、”モテ耐”を前提にしているからでしょう。
ツインリンクもてぎの参加型オートバイイベントとして、最大のものが夏に開催されるモテギ耐久レース(通称:モテ耐)です。
250cc以下のオートバイの7時間耐久レースです。
G310Rも出場することができ、我々はそのプレイベントの3時間耐久にエントリーしています。
そのモテ耐が、ルマン式のスタートだから、ということになります。
スタート前:決勝レース開始のプロセス
ブリーフィング後、決勝スタート前のプロセスが始まります。通称”スタ前進行”です。
そのプロセスの最初に、スタート前チェックがあります。
簡易的な車検(以前は、装備などのチェックも行われましたが、3密を避けるため、今回は車体のみ)が行われ、これが終わると、車体はピット内に戻すことができず、そのままコースに出されることとなります。*ピットに戻したり、通ったりするだけで、リタイヤ扱いとなります。
もう逃れることはできません。
完走もしくは、リタイヤでなければ、ピットに帰ってくることはないのです。
スタートライダーの私は、ピット前で待ちます。
車両がピット前に届けられると、記念撮影を行い、いよいよコースへ出ていきます。
通常では、コースを1周して、グリッドにつくのですが、ルマン式は、それぞれ手で押して、二つあるホームストレートの横の出入り口からグリッドへ向かいます。
グリッドに車体をつけると、サポートの人(今回はセカンドライダーのMさん)に、車体をささえてもらい、スタートライダーはコースの反対側で、スタートを待ちます。
今から思うと、変に緊張しなかったな…
そして、いわばスタート練習のような形で???、ルマン式スタートをして1週走り、再度グリッドにつきます。
コースのところどころに、”川”が見られ、レースでなければ、走ることはない天候ということを再認識します。
ダッシュの練習は、不発でしたが、こつはつかめました。
3分前、1分前、30秒前とボードサインが変わり、スタートが近づきます。
最も早いモテ耐クラスは、我々よりも前に配置されてスタートし、その約30秒後に我々のスタートです。
コースマーシャルにより、日章旗が振り降ろされるとダッシュ!エンジンスタート、クラッチミートもうまくいって、スタートで、4台ほどを抜いて第一コーナーに向かいます。
前には7台ほどが走っていたように見えます。
第1周目は、そのまま8位だったはずですが、、、それまでが私のレースでした。
あとは、コーナーでなくとも、滑るコースにビビり、タイヤだけでなく、ブーツがステップに滑るのにビビり、とだらだらと順位を下げていくのみでした。
一番早いモテ耐クラスの車両には、4周目ほどでラップされ、その後も次々と抜かれていきます。
私は、3分10秒を切ることができず、何も得ることが出来ずに、周回をかさねていくのみでした。
25分を走って、Mさんに車両を譲ります。
Mさんは、前々日の雨天走行で、コツが掴めたのか、私よりも速いペースで走り、他車の転倒などにもより、じりじりと順位をあげ、最終的には総合順位にして20位台の中ごろまで、順位をあげての帰還でした。
45台出走して、真ん中より少し下、の順位ですから、我々の経験からすると、こんなものかもしれません。
われわれのチームからは、6台がエントリーしていましたが、1名がNSTクラス優勝、1名がモテ耐クラス6位と、表彰台の常連らしい結果となりました。
一方、個人的には、何にも挑まず、得られるもののないレースでした。
反省点、課題が多く残りました。
さあ、今週末から、また練習だ。
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