7月4日(日)決勝当日は、どの天気予報も雨。ただ、前日には土砂降り、との予想でしたが、朝は、しとしとというレベル。
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長く丁寧な予選向けブリーフィング
朝の練習走行と予選前に、ブリーフィングが非常に丁寧に行われます。
コロナ渦で、屋外で、傘をさして行うというあり得ない形で、今後こんな経験はないだろうな、と思うものの、腰がいたくなるほど、長く、中身の濃いブリーフィングでした。
ほとんどは、雨によるウェット路面に対する注意と、ダブルチェッカーを受けないための注意。
また、路面が乾いたとしても、白線の上はウェットであることが多いので、攻めて上を走らないこと、と。そんなに攻められる腕はないんですが...
ダブルチェッカーって?
G310 Trophyに出る人は、基本的に、サーキットライセンスを持っていて、そのうえでMFJの国内ライセンス以上を持っている人ばかりなのですが、同日開催されていたミニバイク3時間耐久の出場者の中には、モテギを初めて走る人や、このためにライセンスを取った人もおられ、ダブルチェッカーも頻発したと。
ダブルチェッカーとは、1台で二度チェッカーフラッグを振られてから2度コントロールラインを通過すること。
既定の時間、周回を練習、予選、決勝のどれであっても、走り終えると、チェッカーフラッグが振られて、終了であることが伝えられます。
しかし、チェッカーフラッグが振られているコントロールラインを通過するのは、1度のみなのです。
その後は、減速しながら、1周回ってピットへ帰ってきます。
最後の車両が走り終えると、コースマーシャル(コースの整備の方)が、路面状況を見て、部品の改修や、掃除などをを始めます。
しかし、終わったことに気づかずに、コースを走り続けて、もう一度コントロールラインを通過することがダブルチェッカーとなります。
一方、コースマーシャルが、走行終了を確認して、コースに出たら、終わったことを知らない車両が、レーススピードで、走ってきたら、危ないのは明白ですね。
予選開始
さて、いよいよ、我々の予選が始まります。
雨は止んだものの、空気は冷えて、路面が乾きにくいタイミング。
今回は、10分の練習走行を終了すると、コース上のライダーは、そのまま25分の予選に入ります。
前日、3日の特別スポーツ走行に、Mさんは参加しなかったので、10分+15分をMさんに渡しました。
結果としては、3分10秒前後のタイムで、やはり前々日の転倒が響いたのか?
サスペンションの調整不足を理由にしたくないが…
私が引き継いで、10分を予選に使います。
さらに路面がドライになってきたおかげか、3分1秒ほどで、2分台には及びませんでしたが、私のタイムが予選記録となり、そのままスタートライダーを務めることになりました。
私がドライ路面と比較して、20秒も遅いのに対し、ポールポジションを取った方は、通常とほぼ変わらないタイムを出すので、その違いは、すごいなあと。
今回は、特別な招待ライダーとして、全日本クラスの方が出場されましたが、そういう方々に匹敵するようなタイムを出した人もいました。
一方、我々は、NSTクラスでも10位以内に入ることができず、駄目だな、と二人で落ち込みました。
記念撮影?
コース上では、コントロールライン場に、すべてのライダーがそろって記念撮影が、行われます。
他のレースでは、ちょっとない体験です。
2年前も行われたのですが、ようやく、ここに並ぶことができたと思う反面、周りにいるほとんどの人が、自分たちより速いんだ、と。
雨について、細かく書いていたら、またまた長くなってしまいました。
次号に分けたいと思いますが、いよいよ決勝です。
ご期待ください。
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