色々な要素の絡まった道の駅です。
街のハズレだが、人が集まる場所
立地としては、茨城県猿島郡境町 市街地の外れにあり、茨城県坂東市と4号線を結ぶ国道354号線沿いにある。
国道と、県道が交差する位置にあるのだが、駐車場も含めた形状が、簡単なようで、実は手間がかかっている。
先ほどの県道を挟んだ向かい側には、スーパー、ディスカウントストア、パチンコ屋、スーパー銭湯、100均、大型電気製品店、DIYショップなどといった”郊外型”施設がならんだエリアを形成し、もう一つの町の中心地とも言えるのではないかというぐらい、消費施設がまとめられている。
駐車場の設置は、気合が入っている
国道354号線は、ここで利根川に接しており、県道は利根川をわたり、国道はその下をくぐるのだが、なぜか、道の駅の駐車場の一部も県道の下をくぐった反対側にある。
これが第二駐車場にあたるのだが、そんなに埋まらないらしく、少年サッカーの練習場となることもあるらしい。
本駐車場は、それなりに大きく、その一部に大型駐車場、障碍者用駐車場、そして、分かれていないが二輪駐車場らしきエリアがある。
あんまり、二輪車は優遇されていないんですね、少し悲しかった。
他にも2か所ほど、駐車場があることと、場合によっては、県道の反対側の大型商業施設群の駐車場に停められないことはない。
本駐車場には、時間帯によって、誘導員もおり、場所をえり好みしなければ、停められるはず。
なんか、上品なんですが…
道の駅本体は、というと、県道に沿って、長く配置されているが、第一印象は、白塗りの壁が効いたのか、上品。
建屋が上品。
特産品売り場が上品で、おまけに広い。
カフェが上品。(いくつか分散してあります。Pizza-laの販売店舗、地元野菜で作ったサンドイッチ・さかいサンドのお店など。)
レストランが上品(なぜか沖縄テイスト)。
中庭が上品。
地ビールのBreweryがあったり、その奥にピザ屋(えっ、Pizza-Laって、イートインの店舗あるんだ!!!)があったりと、どこかの高原リゾートに立地していても不思議じゃない。
また、別棟となるが、茶蔵という、テイクアウト向け食材店、焼肉店、茶房(スイーツ及びさしま茶を提供)がある。*コロナ禍で、営業時間などの制限あり。
定年を迎えた夫妻が、野菜を物色していたり、近所の奥様方がカフェで話し込んでいたりと、リゾートみたいだ。
もしくは、高原にあるような道の駅。
いずれにしても、ここで時間を過ごすと、ちょっと現実から離れた”いい時間”を感じさせてくれそうな。
現実から離れたお金の使い方を誘発しそうで、恐ろしい。
上品な理由 単なる道の駅ではなかった。
調べてみると新国立競技場を設計した隈研吾さんが、カフェ、Brewery、茶蔵を設計されているし、沖縄の道の駅と交流を結んでいるとのこと。
沖縄テイストレストランや、全体的なオシャレ仕上げは、そういう事情があったのか、と。
侮れないぞ、茨城県なのに。
半面、ガツガツ食べるような定食系は見当たらず、そういうニーズには対応してない様子だ。
自転車、単車などで全国の道の駅をめぐる、汗臭い道の駅ラバーにとっては、ちょっといづらいかもしれない、道の駅でした。
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