警告灯
6月になってから、S1000Rのメーターパネル内に、SERVICEと表示され、黄色い警告灯もついた状態となっていた。
購入してから2年と8か月になるが、時期的には半端だな、と思って、ディーラーに持ち込むと、10,000km手前なので、それで、検査の警告が出たようだとのこと。
今年の11月が、初回の車検であるので、それまで待ちませんかとの提示だった。
乗っていないので、調子は良い
車体は、警告灯が点灯しているだけで、車体に異常を感じている部分がない。
前述のように、昨年転倒して、大破。右部分が削れ、自分では修理できないレベルに。
コロナ渦ということもあり、ドイツから部品が届かず、1ヶ月以上ディーラーに預けたままであった。
そのときに、一通り、見てもらって、転倒に起因しない不具合はなかったはず。
実は、G310Rにかかりっきりなんです
その直前に購入したのがG310Rで、レーサー化する前に、慣らし目的で、700kmほど、走ったが、転倒で負傷していたため、実質的に慣らしが始められたのは7月。
以降は、このG310Rをサーキットに持ち込む週末が、毎月2度ほどあり、S1000Rは治っても、お預け状態が続いていた。
唯一、S1000Rで、長距離を走ったのが、10月末のSSTRのみ。
大洗海岸―石川県を二日で往復をして、これはこれで、楽しかった。
長距離が苦手だと思っていたS1000Rが、乗り方を変えたことによって、激変。
惚れ直すこととなったが、大飯食らいなところは、変わっていなかった。
S1000R 点検費用
何よりも、費用が18,000円とそれなりの金額が発生する。
警告灯を消すのにかかる費用としては、高い。
本日、キリ番ゲットしたため、これを機に、費用関係を調べてみた。
新車で購入した場合、最初の3,000kmで、初回点検。
この時まで、慣らし運転期間となる。
慣らし運転の違い
S1000Rには、新車で購入するとリミッターが設定してあり、9,000rpm以上は、回らないように設定してあり、初回点検においては、これを解除させる作業が行われる。
BMWは、というか同社のマルチエンジンに限定されるのか、それとも水平対向も含めるのか、確認できていないが、
- 1,000kmまでは、7,000rpmまで、きっちり回せ
- 1,000km~3,000kmにおいては、9,000rpmまできっちり回せ
とのことだった。
*G310Rは、レブリミットが10,000rpmだったので、そこまでの慣らしは行っていなかった。
ただ、今のエンジンは3機目。1機目は、デコンプ破損、2機目は、ジェネレーター不具合で、交換となった。
3機目のエンジンが搭載されても、すでに灯火類は外して、ナンバーも返却してしまっているので、一般道での慣らしをこれから、またやるのは酷だなと、サーキットで行う=ほぼ慣らしはせずに、レースに登用している。
S1000Rの話に戻します
S1000Rの話でしたね、提示されたS1000Rの慣らし方法には、びっくりだった。
9,000rpm回すと、1速でも100km/hを超えてしまうのに、ありえへん!!!と。
ある資料では、それぞれのギアでそれぞれ9,000rpm回すべきともあり、回すことは本当だけど、6速で9,000rpmなんて、サーキットでも、かなりの腕か、覚悟のいる世界だ。
しかたなく、ローギアで高回転を維持して、慣らしを行った記憶がある。
また、ある方の話だと、3,000~4,000kmの段階で、あるとき”当たり”が来て、エンジンが軽く回るようになる、と。
しかし、その感覚なら800kmほどで、そのような感触があり、じゃあ、当たりがついたのが早すぎる、早熟なエンジンだったのか、と。
3000kmでの点検は、作業料は無料で、交換部品やオイルなどは有償だったと思う。
以降2年は、大きな点検を受けていない。
10,000km点検の18,000円は、おそらく作業料のこと。液体系の交換を行うので、その分の費用は追加発生するはず。
問題は車検だ。回転に関係するチェーンやスプロケット、ブレーキディスク、パッドなどの交換はするべきとも聞いている。
また、エンジンはバラすことを想定すると、合計で安く見積もっても30万円とも言われている。
痛いなあ、G310Rのレーサー化にかかる追加費用が吹っ飛び、現状のカテゴリーで、上位を狙うのは、マジで難しいのかも。
S1000RもG310Rも、心して乗る。
お問い合わせや、リクエストなどがございましたら、お気軽にどうぞ。
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