今更ながら、レース活動の説明
恐れ多くも、国際サーキットでもある、ツインリンクもてぎのロードコースをホームコースとしている私ですが、こちらで、開催されるいつくかのレースに参加を始めたところです。
昨年途中より参戦する予定でしたが、コロナ渦最中に、転倒骨折し、3か月ほどオートバイは乗れず、結局、9月に一度、出場したのみに終わりました。
プロライダーが出場する”全日本”とは異なり、ノンプロが出場する、いわば”草レース”への出場です。
ノンプロとは言っても、桁違いに速い、声がかかるとすぐにプロになってしまうのでは、という方もおられます。
私が練習走行に参加する時でも、家族総出でチームとなり、小学生、中学生のライダーを練習させている風景はよく、見かけます。
見える風景は、全然違うんだろうな、プロになっていくんだろうな、と思います。
年間のレース概要
ツインリンクもてぎにおけるこういったレースは、もてぎロードレース(通称、もてロー)と呼ばれ、通常では、年間4戦の開催です。
昨年は開催時期の変更や、中止、そして開催方法の変更(ライダーとピットサポート者のみの参加など)でようやく開催されました。
私がピットスタッフとして、ツインリンクもてぎに向かうようになったのは、2019年のこと。
その年には、下記のレースが開催されました。
・もてぎロードレース選手権 :3,5,7,9月 (合計四戦)
・G310 Trophy :7月
・モテ耐 :8月
今年においては、開催時期の変更はされるものの、計6戦が開催されます。
まず、もてぎロードレース選手権についてですが、小さな排気量から大きな排気量(1000cc)に至るまで、クラス別にレースが行われます。
私のG310Rにおいては、昨年より、下記の二つに出場することが出来ます;
ネオスタンダードクラス :これは最も初歩の初心者クラスに相当します。改造範囲は限られ、サーキットでレースをできるためだけに、部品交換と設定をおこなったもの、という内容です。こちらに昨年第4戦から出場しています。
G310Rクラス :こちらは、BMW G310Rが上記、もてぎのネオスタンダードで健闘し、台数も増えたため、クラスが独立したものです。ネオスタンダードよりも、上位者のクラスです。
改造範囲が増え、より早くなり、国産の250CCに負けない車体となります。
続いては、G310 Trophyについてです;
BMW Motorrad Japan曰く、「世界で唯一のG310だけのロードレース」となるそうです。
レギュレーション違いにより、3つのクラスに分かれますが、ポイント加算などはなく、G310乗りのお祭り、大人の運動会として、執り行われます。
モテ耐 (もてぎ7時間耐久ロードレース):
ツインリンクもてぎには、このようなノンプロが参加する耐久レースが他にもあり、併せて、4大耐久レースとなります;
- モテ耐 250cc以下の二輪
- DE耐 ミニバイク125cc以下の二輪
- K-tai カート
- Joy耐 量産四輪
*それぞれ、細かなレギュレーションがあり、例外として含まれる車種もあります。
ゲストドライバー、ゲストライダーとして、国際ライセンスを持つ方が参戦するチームもあります。
また、それぞれに、サポートレースのような形で、DE耐に付属するちょっとDE耐、Joy耐に付属するミニJoy耐などがあります。
今年のモテ耐に対し
2輪の話に戻しますと、モテ耐はレギュレーションにおいて自由度が高く設定され、それに伴い、最も難易度が高いレースとされています。
総エントリー台数154台のうち、77台しか、本選(7時間)に進めません。
つまり予選を行って、遅い人は、切り捨てられてしまいます。
その結果、サポートレースとも言える3時間のレースへと回されます。
今シーズン、マシンも仕上がらず、ライダーも成長していない我々のチームは、最初から3時間のレースにエントリーすることにいたしました。
我々のチームは、ライダー3名、サポート1名の構成となり、ライダー3名は、このモテ耐に出場するのは初めてですので、身の程をわきまえると、当然というような決断です。
8月の本選まで、あと1度の公式練習がありますので、恥ずかしくない走りができるよう、車体の調整を進め、皆で練習を重ねたいと思います。
乞うご期待、成績じゃなくてレポートのほうですけどね。
お問い合わせやリクエストなどがございましたら、お気軽にどうぞ。
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