”道の駅論”では、ありませんが…
道の駅 相馬と同様に、言葉選びを慎重に行いたいと思いますが、この場所に降りたって思ったことは、ここに道の駅を作る意味があったのかな?と。
道の駅を町の集会場や、イベントスペースとして活用されている自治体は数多いと思います。
地域”復興”(という表現でよろしいでしょうか)の中心だ、シンボルだ、など表現は色々出せると思いますし、道の駅を物理的ではなく、気持ちの上での拠り所と言えばいいんでしょうか、気持ちの”ホーム”として、設定することは、ありだと思うのです。
しかし、この南相馬は、”道の駅感”がうすく、さらに、この立地は、利用者にとっては、どんなものかか、と思いました。
その立地が
国道6号線を挟んで、目の前に立派な市役所がたち、その周辺も役所関連の建物がある場所で、市街に入ってきた車に取っては、最も道が混んで、速度があげられず、注意も必要なところです。
商業施設も充実しているエリアです。
一方、道の駅は、業務での自動車、商用車利用されている方が、無料で、駐車、休憩できることが一番の目的、と私などは思っていて、市街地の真ん中だったら、無料とは言わなくても、駐車、休憩できる施設は、いくらでもある、と考えます。
道の駅でなくても、良かったのでは?とも思いますが、道の駅でなかったら、私がここを知る機会は無かったので、紹介する機会もないことになってしまうんですが…
公園としては、非常に上質
日曜の夕方に、訪問したのですが、近所のお年寄りの方々が、歩いてこちらまでやってきて、ベンチで話し合ったり、地元の中学生が自転車でやってきて、屯している風景は、道の駅では、あんまり見かけたことがないなあ、と感じます。
道の駅単体としては、恵まれた敷地の広さに、新しく立てられた本館があり、これは、素晴らしく立派で、ナチュラルな、カフェ的な見た目。
立地だけでない違和感
定番の地産品の販売コーナーがその中にありますが、ただし、それほど力が入っている感じはしませんんでした。
品数薄いし、展示も揃っていないし。
できることなら、地産品が所狭しと陳列してあるぐらいのほうがいいのですが、特産品がない時期だったのかな?
駐車場も、綺麗に整備されており、大型車は、少し離れた場所に設置。
敷地は、いわば公園となっており、整備された芝生の上を、子供達が走り回っている。
週末は、親子連れでにぎわうことでしょう。
しかし、長距離ドライバーや、車営業の方々が道の駅として利用するには、違和感を感じるのでは、と思いました。
ところどころ、ベンチで話し合うお年寄りを見かけることができ、天気がいいと、公園としてはすごく気持ちがいい、芝生の上で、昼寝などができると、最高かも、とも感じるので、やはり、道の駅とは、何か違う方向を目指しているのかな?と。
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