訪問前と訪問後とで…
訪問前の印象:益子らしく、こじんまりとした古民家。益子は、大きな道路が通っていないので、市街地の外れに立ててみた...
訪問後の印象:益子市街から5km程離れ、田んぼの中に、いきなりぽつんと立地する。しかし、背後の山と、溶け合って、風景に調和しているようです。
それぞれに自動車で向かったところ、益子市街より真岡市街のほうが近い気もする(それぞれの駅で比較すると、益子駅のほうが少し近い)。
なんで、益子を名乗ったの?
細かく紹介いたしますと… (”道の駅”に求められる条件は完璧カバー)
県道沿いに出来た新しい道の駅。
本館の北方(益子側)は、贅沢に土地を使い、”公園”ともなっており、益子市街のどんな施設よりも、広大な感じさえする。
広く、大きく、新しく、綺麗で、商品も洗練されている、ように見受けられるのだが、最初に書いた”なんで、益子を名乗ったの?”が、ずーっと気になって
下記のように、最近の道の駅に求められる要素は、完璧に揃えているようですが;
- 窓が大きく、洗練された近代建築の本館は、壁が塗り壁のようになっており、”土”感を出して、益子”感を演出。
- 陶芸家による作品も展示されており、”益子”感を演出(大きなものは展示されていなかったけれど)。
- 高級野菜も販売されており、地産野菜も、一味違う、感を演出。
- 手入れされた公園部分は、ウッドデッキや、芝生などで、”郊外”感を演出し、なぜか一角には、ヤギが飼われている。
- 食堂はなく、おされなカフェで、となって、オサレな買い物の後のひと時、を演出、
- 駐車場は、本館前に構え、障碍者用、二輪専用のものも設置してある。
- 徒歩だと少し歩くことになるが、臨時駐車場も用意してある。
これで、グランピングも出来ます、となると、箱庭的な”郊外でくつろぐ”風景が完成する、と余計な想像をしてしまった。
どういう人が、どうやって来るんだろう?大きなお世話ですが。
実際に、若い女性客も多く、そのオサレ空間を楽しみに来ているのだろうと。
益子を見回って、こちらに立ち寄るというのは、距離的に難しいかな、とか、益子と笠間に行かれた人は、ここまで、足を伸ばさないのでは、とも思うわけです。
また、前述のカフェが、唯一の食べさせる施設で、作業着の長距離ドライバーが、丼物をがっついて、ということは、無いでしょうね。
ということで、道の駅を名乗らなくても、内容は上品で、洗練された感は、非常に高く、集客できるんじゃないの?とか、益子を名乗らなくても、集客できるのでは?とか。
こちらに来られる方は、この場所を事前に知っていて、益子で一息付こうとしたら、どこもいっぱいで、しかたなく、道の駅に行こう、という切り替えのできる方?とか。
計画的に、訪問するとなると、笠間を最初に訪問して、益子に寄って、最後にこの道の駅に立ち寄って、北関東自動車道に乗って帰るというルートしか浮かばない気もします。
余計な心配ですね。
オートバイだったら?
かなり偏見のある見方かもしれませんが、モトブロガーを始めて、東京からやってきました、という方の訪問対象としては、ちょうどいいぐらいの距離で、オサレ度も稼げるのではないかと。
おっさんライダーは、どうくつろいだらいいか難しいっす。
しかし、ここには、益子コンシェルジュという機能があって、観光案内や益子への移住相談窓口が設置してある。
だとすると、この場所の意味合いがあるのかな、とすこし、理解できました。
でも、益子観光の前に、ここへ立ち寄るのは、ちょっとないんじゃないかな?
益子は、笠間も含めて、LOVEなんですが、なぜか辛口なコメント連発してしまい、反省しています。
お問い合わせや、リクエストなどがございましたら、お気軽にどうぞ。
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