キッチリ感があって、コンパクト
道の駅というよりも、パーキングエリアのような見た目。
渡良瀬遊水地を見下ろす展望台も備えており、これが遠くから、運転中でも確認出来、見た目に派手です。
入口は国道に面した側に一つ、信号付きで、大きな出入り口です。
裏側に一つあるが、これは軽自動車でなければ、行き来できないような細い道です。
建屋は三つに分かれているが、駐車場も含めて、それぞれコンパクト。
(本館、トイレと、スポーツ遊学館と命名された建物があり、ここは3階が展望台となっている。)
堤防の上を走る国道沿いに作られ、あまり場所は広く使えないためなのでしょうか。
実用的な食堂
加須といえば、館林と並んで、名物はうどん。
食堂は、本館の一部にあり、うどん、そば類を大きくアピールし、非常に実用的なメニューが並びます。
筋肉労働の方々や、長距離ドライバーの方々向けと言っていいでしょう。
また、その本館で、一番広く陣取っているのが、地産物品コーナー。
これも実用的な品々が多く、お洒落なスイーツ類は、無かったように思います。
日本一大きなハート?
一方で、展望台屋上には、湘南平のように、カップルシートを用意し、少年少女の来場を促しており、ターゲットを広くとろうとしている?のか。
実は、渡良瀬遊水地は、上空から見るとハート型をしており、それを象ったハートがカップルシートの背もたれとなっており、座るには勇気がいる。
三県境? 結局、アピールポイントは?
また、茨城県、栃木県、群馬県の三県の県境が交わる点の近くに立地していることで、”三県境”として、その案内も掲げています。
が、結局アピールポイントが絞り切れていないような気もするわけでして…
加須渡良瀬と地名二つをつなげているが、どちらか一方でいいのにな、とも感じ、渡良瀬遊水地はデカいので、道の駅わたらせ、というと場所がわかりづらいから?何かの利権がからんだから?
前記のように、全体にコンパクトなので、食堂、地産品売り場、トイレなどはそれぞれ小さめ。
地産品売り場狙いの近所の奥様方、長距離ドライバー、愛を誓うヤングカップル(死語)の出入りする時間帯や、曜日は、かぶらないから大きく作る必要はなかったのか?なんて邪推してしまいました。
小さいからと言って悲観しているわけでなく、歩いても5分で回れるコンパクトさの中に、ぎゅっと詰まった内容があるように感じました。
ここから渡良瀬遊水地を回ってみようというきっかけにもなるし、その情報どりもできると考えるのですが …
長時間滞在には向いていないような
逆に、長時間滞在には向いていないように見えます。
お店や施設にとっては、迷惑なのかもしれませんが、筆者は、こういった道の駅やサービスエリアの食堂、レストラン、展望台などで、食事をした後、通り過ぎる車をぼーっと見ていたり、PCをたたいたりするのが、割と好きなのですが、居辛いところでは、早々に退散します。
この道の駅は、仮に近所にあったとしたら、昼食を取りに行ったりするのに最適ですが、頻繁に、かつ暇つぶしに行くような目的では無いかな、と感じたところでした。
お問い合わせや、リクエストなどがございましたら、お気軽にどうぞ。
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