では、載せてみましょう
さて、次は、単車の載せ方です。
愛車G310Rは、現状ではBMW最小の排気量で、インド製。
そう、インド製なんです。
インドでは、2010年代の後半に、ようやくこのサイズのオートバイを量産するようになってきて、BMWがインドのTVS社に技術供与して、生産を始めた車種です。
BMWはインド市場での販売だけでなく、エントリーモデルを世界に供給できるようになるわけで。
でも、310cc、なんなの、この数値、と思います。思うでしょ?
インドで意味あるんでしょうね、他のメーカーが半端だと思われる排気量を色々だしていることを考えると。
車長:2mぴったり、車重160kgsほどで、サイズ感としては軽めの400ccクラス。
単気筒なので、エンジン部分はスリムです。
これを、載せるわけですが、私は、フロントタイヤのクランプを所有しておりまして、これも密林で見つけたものです。
フロントのホイールクランプを設置
これを助手席に設置したうえで、G310Rを積み込むわけです。
動画などを見ると、こう言った機材なしで、積載されている方が割とおられまして、大丈夫なのかな?と思われる時があります。
ベルトによるタイダウンがしっかりできていればいいんですが、見掛ける動画や写真のものには、再現性がないものもあり、積載条件は都度変わります。少々怖い。
*上手な方ほど、同じ条件で積み込むことができるんでしょうけどね。
積載された条件を同じにするためには、私の腕力や、技能では、クランプは必要なものかと。
固定位置や、車体の角度などが変わると、いざ事故ったときに、車体が、想像できないようなずれ方や、壊れ方をするものなので、私だけならともかく、他の方を巻き込む可能性のことを考えると、ここはお金を掛けておこうと。
*だったら、もっと大きなトランポ買えよ、という突っ込みは、受けさせていただきます。
*そこまでの金はなくて、あったら買ってます。
滑り止めを設置
ところが、ホイールクランプと、養生シート(ワニ板)の相性が良くなく、結構滑ります。
以前、勢いを付けて乗せたとき、クランプと車体が、10cmぐらい滑っていきましたね。
そのまま、クランプが、助手席の膝前、ダッシュボードの位置に、豪快にぶつかっていったので、割れなくてよかったなと、何とかしようと考えまして、滑り止めを設置。
ワニ板の下、クランプの腹の部分に巻いたのですが、いまいち効かないので、何らかの追加施工は必要かな、と。
更に、N-VAN座面とワニ板の間にも設置。
クランプに玉掛け用スリングを設置(呼称あってるのかな?)
N-VANは、なんと固定フックが8か所もありまして、使い切れないんですが(使い切ったら、走行中も、がたがた言わないだろうな)、これを利用して、固定しようとしたのが、この写真です。
以前より、使っていなかったスリングを利用し、必要以上にG310Rが前進しないようにしました。
前進しない点は、非常に重要であり、前述のように、ダッシュボード破壊の恐れと、運転者の左側視界をさえぎることとなり、お巡りさんが近づいてくると、あまり馴染みのない書類にサインせよと、言われるような気がします。
幸いにして、N-VANの内寸では、助手席側の窓の後端部分まで見えるように、G310Rを後方に下げても、後輪やテールの部分が、N-VAN内に接することなく収容可能です。
タイダウンして、固定
一方、車体本体の固定には、以前は、N-VAN最前列のフックと最後列のフックを利用していました。
しかし、サスペンションのことを考えて、別の方法を採用しました。
これもネットから情報取ったものですが、どうなんでしょうか。
車体中央のフレーム部分に引っ掛けることが重要であり、フレームの構成や露出具合、形状も左右することと思いますので、絶対的な正解は無いのかもしれません。
今のところ、フロントサスペンションを力で、縮めて、ガッチリ固定した場合よりも、揺れが有るのが事実ですが、揺れ方が”自然”(?)。
G-310Rや他の車種であっても、N-VANの揺れ方に合わせて揺れるので、プロからは、ダメ出し食らうかもしれませんが、これまでで一番安定している気もします。
まだ、経験値が少ないので、正解なのかわかりませんが、とりあえずは、これでG310Rを”そーっと”運んで、経験値を積んでみたいと思います。
書き足りず、上・中・下の下編に続きます。
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